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やはり食欲の秋

いよいよ秋らしく過ごしやすい季節になってきましたが、今年の夏の暑さで食欲を失くし、体重を落としてしまった方も多かったのではないでしょうか?

「ダイエットになったからいいや!」と喜んでいらっしゃる方は要注意です。

実は、夏バテで落ちた体重はリバウンドしやすく、“秋太り”や“冬太り”に繋がってしまうことが多いのです。

 

では、なぜそうなるかと言いますと、まず、暑さで食欲がなくなってしまうと摂取カロリーが低下します。

すると、体は脂肪を分解して不足カロリーを補おうとするのですが、それでも足りない場合は筋肉までも消費してしまうのです。

筋肉が落ちてしまうと、いわゆる基礎代謝(普段何もしていない状態でも体が消費するエネルギー)が低下します。

基礎代謝は1日のエネルギー代謝の70%を占めていて、その低下は、脂肪を燃えにくくしてしまいます。

つまり、夏バテによる体重減少は、脂肪を蓄えやすい、すなわち太りやすい体をつくってしまうことになるのです。

また、他の原因として、秋が旬の食材は、夏のものと比較して、カロリーや脂肪量が多いというのも考えられます。

魚を例に挙げても、夏が旬のキスは85kcal、アユは100kcalに対し、秋が旬のサンマは310kcal、ブリは257kcal(それぞれ100gあたりのカロリー数)とカロリー高めの傾向にあります。

いくら美味しいからと言って、食べ過ぎには注意ということですね。

「食欲の秋」を楽しむためには、何と言っても“食事”と“運動”と“睡眠”のバランスが大切だと言われています。

規則正しい生活習慣のなかで、存分に「食欲の秋」を満喫していただきたいと思います!

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