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“歯根膜”の役割

「歯根膜」なんて、聞きなれない単語ですよね。

歯の根っこの部分を歯根と言うのですが、その歯根と周りの骨(歯槽骨)の間にある膜のことを「歯根膜」と呼びます。

「歯根膜」は、歯根と歯槽骨を繋いでいる繊維性結合組織でありまして、とっても大切な役割があるのです。

◆歯に加わる力をやわらげるクッション/食べ物を噛む際に歯に加わる力をやわらげるクッションのような働き、そして歯ざわりや噛み応えなどの感触を脳に伝えたり、あごの骨の中に歯を固定する役割があります。

◆神経を抜いた歯を留めます/神経を抜くと栄養供給が断たれた象牙質には栄養がいかなくなり、歯がもろくなると言われます。しかし、歯根膜がセメント質への栄養補給をしてくれることで、歯を固定するエリアには栄養が行き渡り、神経を抜いたからと言って歯が抜けることはありません。

歯根膜は外側からは見えませんが、お口の健康を陰で支える大切な組織です。

直接的なメンテナンスはできませんか、歯周病などにならないことが歯根膜の寿命を伸ばすことにも繋がるのです!

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