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理髪師が抜歯?
紀元前5世紀頃の古代エジプトやローマでは、理髪師が簡単な外科手術や抜歯を行っていたことが分かっています。 なぜ、理髪師が外科医や歯科医のようなことを?と不思議に思いますが、理由は単純…、理髪師は指先が器用であることや、刃物などの道具の取り扱いに慣れていたからだそうです。 白が包帯、赤が動脈血、青が静脈血を表している理髪店の看板は、理髪師が外科処置や歯科医療もしていた名残なのです。
時代は変わって江戸時代の日本…、当時の幕府や藩には口、喉、歯の治療をするお抱えの医師がいたそうです。 しかし、医師に診てもらえるのは上流階級に限られた話。 一般庶民は神仏に祈願したり、まじないや生薬などの民間療法に頼ることが主流だったようです。
全国には歯の痛み・悩みを癒すという神社仏閣が数多く残っており、多くの人が歯に悩まされていたことが分かります。
祈願の際に奉納したものは、萩の小枝、竹、柳、自分が使っている箸、よだれかけ、たばこ、楊枝などだったそうですよ♪